【DTS】シナリオ「【血叛】澱道」 あとがき

お集まりくださったPC様方には篤く御礼申し上げます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
NPC:淡烟(旅の絵師)
・開拓者8名
・難易度:普通(【血叛】連動シナリオ)
神楽の都で二か月過ごしていた絵師の前に追われているシノビが現れ、匿う事に。
その抜けシノビは「鈴鹿」に連なる里の出。
鈴鹿一族は忠義を第一とする一族故に、主君への裏切りは厳しい粛清が加えられるが、その抜けシノビ(芒角)は残虐非道な主を殺害し、追手を逃れて来たものだった。
追手(粛清者)はLv的には20~25の技量。掟第一であり、それなりの知力も備えた者が里から出されている。
絵師が居る宿部屋の両隣に待機した開拓者数名、そしてシノビの逃亡に「精霊門」を使用することを思いついた開拓者二名がギルドへ申請に……。
粛清者たちを誘き出すため二手に分かれての戦闘でしたが、無事、芒角を精霊門から武天へ送り届ける事に成功しました。
――今回は神楽の都が舞台だったためか、PC様の案・ご厚意で「精霊門」使用となりました。
精霊門は朝廷の管轄のため、通常使用するには手続きが必要ですし、理由如何によっては跳ね付けられるようですね。
開拓者たちが依頼の往復に使用するのに利用料は必要ありませんが、今回のような場合ですと一人一万文という大金が必要になります……ご厚意、と書いたのは、この料金を開拓者様が出してくださったことに他なりません。
ありがとうございます!
あ。
そして、このリプレイの最後にちょろっと書きましたが、絵師は再び一人旅に戻りました。
このあたりのいきさつは、シナリオ「環珠」OPにて記しております。
★称号……敵を絡め取るように闘ってくださった八犬士のお一人に。
(称号の読み:テンテイノチャイヌ)
★貢献……三名様に。
逃亡のための新たな手を思いつき、特に尽力してくださった方々。
また同じ境遇にも関わらず――それ故にといったほうが良いのかもしれませんが――
力を貸してくださった方に。
余談:
神楽の都を舞台にしたのは今回が初めてなのですが……
人通りが多い通りを、という表現を使用しましたが、江戸の感覚で書いております。
江戸など深夜0時あたりでざわついてるとこなんて「廓」くらいじゃないかなあ……と。
だって、灯の燃料などは貴重だったはずですからねえ。
神楽の都においては、開拓者たちが行き来する界隈はともかく、一般庶民、商人たちが住む区画はひっそりと静まり返っているんだろうな、と思います。
で、あんまりうるさく騒ぐと苦情がきちゃったりするわけですからね(笑)